BOSS RC-5 and RC-500 Loop Stations

BOSS LOOP STATIONを活用する10のヒント

LOOP STATIONは単にインスピレーションを得るためだけのエフェクターではありません。様々な活用法を知ることで、あなたのミュージシャンとしての成長を手助けしてくれるでしょう。

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創造性を高めたいとき、BOSS LOOP STATIONは最適です。何気ないリフを繰り返し再生し、音を重ねていくうちに、優れたアイデアが浮かぶこともあるでしょう。しかし、LOOP STATIONは単にインスピレーションを得るためだけでなく、あなたのミュージシャンとしての成長を手助けするマシンでもあるのです。この強力なツールを最大限に活用する方法をご紹介しましょう。

1.ソロ・パフォーマンスをダイナミックに

ソロ・パフォーマンスに物足りなさを感じることはありませんか? LOOP STATIONがあれば、一人でもフル・バンドのようなライブを行うことができます。コードやリフなどをループさせて重ねることで伴奏を作り、ボーカルやリード・プレイに集中しましょう。

お勧めのモデル:RC-5

RC-5

2.サウンドをより魅力的に

ギターやキーボードを使ってより迫力あるサウンドを作りたいとき、ルーパーを使えば、異なる音色を重ねて豊かにレイヤーされた音色を生み出すことができます。例えば、歪ませたギターのサウンドにクリアさが欠けていると感じたら、クリーンな音色をルーパーで重ねることで、足りない要素を補うことができるでしょう。

お勧めのモデル: RC-1

RC-1

3.練習をより楽しく

バンドで合わせる楽しさと比べて、一人で練習する時間が単調でつまらないと感じる人も多いのではないでしょうか?そんなときは、コード進行をループさせてその上でソロを弾くことで、楽しくアドリブ力や表現力を鍛えることができます。難しいフレーズも、伴奏をループさせながら繰り返し練習することで、より正確な演奏ができるようになるでしょう。

お勧めのモデル: RC-5    

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4.幻想的な音空間を作り出す

LOOP STATIONがあれば、ギターやベース、キーボードなど1つの楽器で幻想的なサウンドを生み出すことも可能です。ルーパーの後に深く設定したリバーブやロング・ディレイを接続することで、豊かなサウンド・スケープを作り出して聴衆を魅了しましょう。

お勧めのモデル: RC-10R  

「ルーパーの後に深いリバーブやロング・ディレイを接続することで、豊かなサウンド・スケープを作り出して聴衆を魅了しましょう」

5.アイデアを書き留める

素晴らしいフレーズを思いついても、録音する前に頭から抜け落ちてしまうことはありませんか?LOOP STATIONは、アイディアを素早く書き留める方法の1つです。その中でもルーパーが優れている点は、録音したフレーズをループさせながら、異なるコード進行を加えてみたり異なるメロディーを試したりなど、そこからさらに手を加えることで、思いついたアイデアを洗練させることができることです。何気なく思いついた短いリフが、あっという間に完成された曲になることもあるでしょう。

お勧めのモデル: RC-10R   

6.作曲のスランプから抜け出す

あなたが作曲をする方であれば、スランプに陥ることもあるでしょう。いくら頭で考えても何も浮かばないときは、LOOP STATIONでとにかく何か演奏を始めてみましょう。何気ないフレーズが繰り返し再生される様子を聞いたり、そこに接続したエフェクトのパラメータを変えてみたりすることで、新たなひらめきが生まれることもあります。

お勧めのモデル: RC-5  

「ソロ・パフォーマンスにバッキング・サウンドを取り入れることで、よりダイナミックなライブを実現しましょう」

7.バッグの中にバッキング・バンドを

LOOP STATIONを使ってソロ・パフォーマンスにバッキング・サウンドを取り入れることで、よりダイナミックなライブを実現しましょう。ベース、キーボード、ドラムなどのフレーズを録音したトラックをルーパーにセットしておくことで、アンサンブルを展開させながらリード・プレイを披露することができます。

お勧めのモデル: RC-500  

Looper

8.重厚なサウンドを生み出す

ルーパーはソロ・パフォーマーのためだけのものではありません。1つのルーパーを複数のミュージシャンで同時に使えば、これまではスタジオでしか実現しなかったような、より厚みのあるサウンドがステージで実現します。二人でリフを同時に弾き、それをループさせながら二人でリード・サウンドを演奏してみましょう。瞬く間に迫力あるパフォーマンスが生まれるはずです。

お勧めのモデル: RC-600  

「リフやコード進行をループさせておくことで、メトロノームを使った人工的で味気ない練習よりも、楽しく効果的にリズム感を向上させることができます」

9.レッスンを効果的に

あなたがもし楽器を教える立場であれば、LOOP STATIONを活用してバンドで演奏している感覚を生徒に身につけさせましょう。周囲とタイミングを合わせる感覚を養うことは、レッスンでは教えることが難しい技術の1つです。リフやコード進行をループさせておくだけで、メトロノームを使った人工的で味気ない練習よりも、楽しく効果的にリズム感を向上させることができます。お手本の演奏を聴きながらそれに合わせるような練習も、より簡単に実現できるようになります。

お勧めのモデル: RC-5     

作曲のスケッチとして自身以外のパートを仮で入れたいときも、LOOP STATIONは役立ちます。例えばもしあなたがギター奏者なら、キーボードやベースで簡単なフレーズをループさせてバッキング・トラックを作ることで、デモ音源を完成させましょう。これをバンド・メンバーに聞かせることで、作りたいサウンドの方向性をより明確に共有することができます。

お勧めのモデル: RC-5   

RC-600

10.演奏スタイルを広げる

ルーパーを使っていると、思いもよらないサウンドが生まれることがあります。LOOP STATIONでフレーズをループさせながら、音を重ねてみたり、エフェクトを繋げてみたり、普段の自分ならやらないような実験をして遊んでみましょう。そこから新たな演奏スタイルを開拓するアイデアが生まれるかもしれません。

お勧めのモデル: RC-1  

「LOOP STATIONは単なるエフェクターではなく、創造性を解き放つパワフルなツールです」

エフェクターを越えたツール

LOOP STATIONは単なるエフェクターではなく、創造性を解き放つ強力なツールです。ソロ・パフォーマンスやバンド・サウンドに厚みを加え、曲作りにひらめきをもたらし、練習を効果的で楽しい時間に変えるなど、様々なシチュエーションであなたの役に立ち、ミュージシャンとして成長する手助けをしてくれるでしょう。

James Brill

James is a copywriter, marketer, project manager, guitar nerd, and former archaeologist. His work appears in Reverb and elsewhere.