BOSS EURUS GS-1に込めた情熱と想い

BOSS EURUS GS-1に込めた情熱と想い

BOSSが挑む新たな挑戦。エレクトロニック・ギター“EURUS GS-1”に込めた情熱と想いを、BOSSカンパニー社長の池上嘉宏氏自らが語っています。

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創業より革新的な楽器を世に送り出してきたBOSS。KATANAシリーズをはじめとするアンプの最先端テクノロジー、WAZA-AIRの卓越した自社開発のワイヤレス・システムやSD-1、DM-2、CE-2など歴史的なコンパクト・エフェクターを生み出してきたアナログ回路の技術とノウハウまで、あらゆる製品にその技術の粋を集結し、新たな領域へとチャレンジしてきました。BOSSが次のチャレンジに選んだのはギター。なぜEURUS GS-1を開発したのか、このギターにどんな想いを込めたのか、社長自らが語っています。

ギタリストに新たな可能性を

上の動画で流れているBGMでは、オリエンタルなメロディーの上でシンセサイザーのサウンドがご確認いただけると思います。これはすべて“EURUS GS-1”で演奏されたサウンドです。ギタリストは常に自分だけのシグネイチャー・トーンの探究を行っています。GS-1は、その新たな選択肢となるギターです。

"ギターとシンセサイザーの融合はシナジーを生み出し、今まで思いついたことのないフレーズが指先に生まれてくる、そういった可能性を秘めた楽器です。" -池上 嘉宏

GS-1はギターとしての基本性能をとても大切にしています。ギターの材質、ハードウェアの選定はもちろん、ネックは24フレットのコンパウンド・ラディアスでボディはダブル・カッタウェイ。ハイフレットでもスムーズに演奏できるように設計されたプレミアム・ギターです。ボディ内部にはポリフォニックのBOSSシンセサイザー・エンジンが搭載されていますが、重量バランスまで考えて設計されているのでストレスなく自然体で演奏していただけます。デジタルのシンセサイザーとアナログなエレキギターがバランスよく融合しているので、特別何かを意識する必要がありません。

ギタリストの新たな選択肢

GS-1は、クリエイティブな探究における大胆な新しい選択肢。冒険心に満ちた現代のプレイヤーに無限の音の可能性をもたらすギターだと考えています。

ギターの開発において、プレイアビリティは間違いなく最重要課題です。私たちは、すべてのプレイヤーが新たな音楽の可能性を探求できるギターを完成させようと努めました。

結果、このギターには格別なフィーリングを持ち合わせたものに仕上がりました。SY-1SY-300といったギター・シンセ・ペダルで評価された革新的な技術をさらに発展させ、エレキギター自体と融合させることでスムーズなタッチとレスポンスを得られます。

演奏の流れを妨げるようなレイテンシーやミス・トリガーはもちろん発生しないですし、レスポールとストラトキャスターを持ち替えるように、GS-1もギターの選択肢の1つとして選ばれるクオリティまで仕上がっています。

EURUS GS-1の持つポテンシャル

GS-1はギターとして比類なきサウンドの可能性を秘めています。プレイすればするほど、新しいサウンドのアイデアも生まれてくる不思議な楽器です。こういったサウンドの可能性を最大限に引き出せるように専用のエディターを用意しています。気に入ったセッティングはギター本体とエディターに保存できます。カスタマイズとライブラリアンの機能をエディターに持たせることで、GS-1のポテンシャルを余すところなく発揮させられるのです。

最近行われた海外版『Talk with BOSS』では、イギリスを拠点に活動するギタリスト、Alex 氏がこの GS-1のインプレッションを語ってくれています。彼の指先から紡がれるフレーズとGS-1のサウンドが織りなすテクスチャーからも、その無限の可能性を感じさせてくれます。ぜひご覧ください。

刺激的で無限の可能性を秘めた“EURUS GS-1”は、あなたの奏でる音楽を次のステージへと昇華させてくれます。

GS-1はギリシャ神話に登場する東風の神「ユーラス」の精神を受け継ぎ、誕生しました。そして、BOSSの革新的なテクノロジーの粋が集結した本機は、BOSSの創造性の象徴でもあります。刺激的で無限の可能性を秘めた“EURUS GS-1”は、あなたの奏でる音楽を次のステージへと昇華させてくれます。ぜひ、実際に手に取ってその魅力を感じてください。

Ari Rosenschein

ローランドのグローバル・コンテンツ・マネジャー。妻と愛犬と共に、シアトルで生活。豊かな自然とコーヒーを満喫している。