BOSS KATANA Amp 音色パッチ:Thundercat「Funny Thing」

BOSS KATANA Amp 音色パッチ:Thundercat「Funny Thing」

新時代のベース・ヒーローであるThundercat。彼の楽曲 「Funny Thing」のサウンドを、BOSS KATANA Ampで再現してみましょう。

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ロサンゼルス出身のThundercat、本名Stephen Lee Brunerは、華やかで先進的、そしてエネルギッシュなベースの達人であり、その卓越した演奏で多くの聴衆をこの楽器の虜にしています。彼は当初Erykah Badu、Kamasi Washington、Kendrick Lamarなどのミュージシャンのバンドの一員としてキャリアを築いてきましたが、あるとき著名な音楽プロデューサーであるFlying Lotusが、Brunerに自身の芸術性を追求し、ソロ・アーティストとして活動することを勧めたのです。アニメに大きな影響を受けた独特なルックスで6弦ベースを操る姿が印象的なThundercatは、ステージ上で圧倒的な存在感を放っています。彼の楽曲 「Funny Thing」を聴き、BOSS KATANA Ampでそのサウンドを手に入れましょう。

楽曲について

「Funny Thing」は、グラミー賞の最優秀プログレッシブR&Bアルバム賞を受賞した2020年リリースのアルバム「It Is What It Is」に収録されている曲です。本人とFlying Lotusの共同プロデュースによって生まれたこの曲は、2分弱という短い時間の中に彼の生み出すマジックが凝縮されています。

「Funny Thing」は本人のキャラクター同様に近未来感とレトロさを併せ持ち、その爽やかなビートはスペース・ディスコを想起させます。1979年の映画「Disco Godfather」の映像を使用したMVもまた、この曲によくマッチしています。

「『Funny Thing』には、2分弱という短い時間の中に彼の生み出すマジックが凝縮されています」

さらに詳しく

豊かなシンセ・サウンドと4つ打ちのドラムとともに、Thundercatのオートワウの効いたベースが、洒落たフレージングで曲をドライブしています。ヒートアップするパーティを表すかのように、0:27からはうねるようなシンセ・ラインが加わり、それに呼応してベースが激しく鳴り響きます。

ベース・ラインは全体を通して統一感を保ちながら進行しますが、1:04ではやや悲しげなフレーズが雰囲気をわずかに変化させています。こうしたさりげないメランコリックな装飾が、Thundercatの個性となっているのです。

「Thundercatのオートワウの効いたベースが、洒落たフレージングで曲をドライブしています」

Photo by Fifth Legend

テクニックを学ぼう

Marty Musicチャンネルのビデオでは、Marty Schwartzが重要なフレーズを取り上げ、この曲の即興的で自由なフィーリングを捉えるコツを紹介するとともに、BOSS KATANA Ampのパッチを用いて、ギターでベース・パートを再現する方法を解説しています。

おまけとして、このビデオでは「Funny Thing」のフレージングの基礎となっているメジャー・セブンスの弾き方を紹介しているので、参考にしてみてください。BOSS TONE EXCHANGEからお持ちのKATANA Ampに「Funny Cat」パッチをインポートして、Thundercatのサウンドの世界に飛び込みましょう。

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BOSS KATANA Amp用音色パッチ「Funny Cat」

  • Thundercat「Funny Thing」のサウンドを再現した音色パッチ
  • ベース・ラインを再現するヘビー・オクターブとタッチワウ

📥 DOWNLOAD: “Funny Cat” Patch

Ari Rosenschein

ローランドのグローバル・コンテンツ・マネジャー。妻と愛犬と共に、シアトルで生活。豊かな自然とコーヒーを満喫している。