1980年代後半から、BOSSはギター&ベース用のフロア型アンプ/エフェクト・プロセッサーのパイオニアとして業界をリードしてきました。何世代にもわたりGTやMEシリーズといった不朽のモデルを開発し、趣味で音楽を楽しむアマチュアからトップレベルのスタジオ・ミュージシャンまで、あらゆるプレイヤーに普遍的なトーンを提供してきました。そして今、手頃な価格で現代のギタリストに高品位なサウンドと高い汎用性を実現したスマートなプロセッサー、GX-100でBOSSはさらなる成長を遂げます。
素早い操作性
GX-100は、GTシリーズの奥深きサウンドとパフォーマンス、MEシリーズのシンプルかつダイレクトなアプローチを融合させた、最新のタッチ・スクリーン・ワークフローを搭載。また、GTシリーズの上位機種から継承した先進的な音色技術を、スリムかつ堅牢なメタル・シャーシに凝縮しています。
GX-100の概要
新開発のインターフェイスにより、これまで以上に簡単に音作りが行えるようになりました。BOSS初のタッチ操作に対応したカラー・ディスプレイは、エフェクトのドラッグ&ドロップ、接続順の微調節、パラメーターの調節などをスムーズに行うことができます。さらに、カスタマイズ可能なコントロール機能により直感的なハイブリッド・ワークフローを実現し、アイディアを素早く形にすることができます。
また、BOSSプロセッサーとしては初めて、同じ種類のエフェクトを複数含む最大15個のエフェクト・ブロックを同時に使用することができるエフェクト・パレットを採用。ユニークなエフェクトの組み合わせを実現します。また、グループ化されたコンビネーションやパラレル・パスを作成するためのディバイダーやミキサーも用意されています。
"自由に割り当て可能なエフェクト・パレットにより、最大15個のエフェクト・ブロックを同時に使用することができる"
エフェクトに加え、GX-100の各パッチには2種類のアンプ/キャビネット・コンボを含めることができ、モノラルまたはステレオ構成で切り替えたり、ブレンドしたりすることが可能です。ギターアンプは20種類、ベースアンプは3種類から選択できます。いずれも洗練されたAIRDテクノロジーを搭載し、素晴らしいトーンとオーガニックなフィーリング、そしてあらゆる演奏シーンで安定したサウンドを実現。キャブ・セクションには13種類のオンボード・スピーカーと調整可能なマイク・セッティング、そしてお気に入りのスピーカーのIRデータをロードするための16個のスロットが用意されています。
GX-100のセットアップ、インターフェイスの操作、フットスイッチの使用方法などについては次の動画をご覧ください。
GX-100の豊富なコネクション
GX-100は、多彩な接続とルーティング・オプションによりあらゆる用途に対応します。
外部エフェクトの接続—センド/リターン・ループを使用して、GX-100のエフェクト・チェーン内の任意の場所に接続できます。
アンプのチャンネル切り替え—フット・スイッチのマニュアル操作やGX-100のパッチ・チェンジ時に、リモートでアンプ本体のチャンネルを切り替え可能です。
USB経由での録音—完全に処理されたモノラルまたはステレオのトラックを、お好みのDAWに取り込むことができます。また、ドライ信号を録音しGX-100でリ・アンプすることで、ミックスに最適なサウンドに仕上げることも可能です。
4ケーブル・メソッド—センド/リターン・ループを持つギター・アンプを使用する場合、4ケーブル・メソッドを使用して究極の音色の柔軟性を得ることができます。アンプのプリ・アンプの前後にエフェクトを配置することで、最適なサウンドを得ることができます。
GX-100を使った4ケーブル・メソッドの使い方は、次の動画をご覧ください。
GX-100のリアルタイム・コントロール
GX-100に搭載された膨大なコントロール・オプションにより、あなたのサウンドを完璧にコントロールできます。デフォルトでは、一般的に重要度の高いとされる機能がフットスイッチに設定されているので、それで充分かもしれません。しかし、さらに上を目指すのであれば無限のインスピレーションが湧いてくることでしょう。
本体に備わっている8つフットスイッチは、ほぼすべてのパラメータ、あるいは複数のパラメータを同時にコントロールするために役割を変更することができます。エクスプレッション・ペダルと、つま先側のON/OFFスイッチも同様です。さらに、2つの外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続することで、より多くのオプションを利用することができます。また、さまざまなMIDI機器との連動を可能にするMIDI端子も用意されています。コントロールの割り当ては、パッチごとに独自に設定することも、すべてのパッチでアクセスできるようにシステム全体に割り当てることも可能です。
"8つのフットスイッチは、ほぼすべてのパラメータ、あるいは複数のパラメータを同時にコントロールするために割り当てを変更することが可能"
伝統的なコンパクト・エフェクターのように、エフェクトをコントロールするのが好きですか? GX-100は、コントロール・モードをマニュアルに切り替えるだけで、使用しているエフェクトのON/OFFをフットスイッチでダイレクトに行うことができます。
GX-100のコントロール設定については、以下の動画で詳しく説明しています。
BOSS TONE STUDIOでサウンドをチューニング
GX-100本体でパッチを作成するのは簡単です。しかし、時にはパソコンで作業したほうが便利なこともあります。専用アプリケーション“BOSS TONE STUDIO”は、音色やシステム設定をPCの大画面でカスタマイズする環境を提供します。また、ライブラリアン機能を使えば、お気に入りのメモリーを整理し、ライブ・セットとして管理することも可能です。
また、オンライン時にはBOSS TONE CENTRALに直接アクセスが可能。プロ・ユーザーが作成した豊富なGX-100のライブ・セットを、試聴・ダウンロードすることができます。さらに、GX-100をはじめとするBOSS製品のユーザーとライブ・セットを共有する、ワールドワイド・コミュニティBOSS TONE EXCHANGEにもアクセス可能です。
"BOSS TONE CENTRALで、プロ・ユーザーが作成した豊富なライブ・セットを試聴・ダウンロードすることができる"
無償でダウンロードできるBOSS TONE STUDIO for macOSおよびWindowsは、GX-100とPCをUSBケーブルで接続することで利用可能になります。また、別売のBluetooth® Audio MIDI Dual Adaptor(BT-DUAL)をGX-100のリアパネル・スロットに装着すれば、iOS/Android版のエディターを使用してワイヤレスでパッチを編集できるだけでなく、モバイル・デバイスからGX-100に音楽をストリーミングすることも可能です。
GX-100でBOSS TONE STUDIOを使用するには次の動画をご覧ください。
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詳しい製品情報、オーナーズ・マニュアル、その他のダウンロードは GX-100の製品ページをチェックしましょう。