ディレイ・ペダルに関する情報は数多くありますが、ここで紹介するディレイ・ペダル用語集は、総合的な知識を深めるのに大変役立ちます。長年、ディレイを愛用するギタリストもペダルボード初心者も、用語を理解することでディレイ・ペダルの魅力を最大限に引き出しながら、クリエイティブな活用に挑戦できます。アタック、フィードバック、ワウ・フラッターなど、用語の違いを見ていきましょう。
A/D (Analog to Digital)
A/D(Analog to Digital)とは、デジタル・ディレイ・ペダル内で処理するために、アナログ信号をデジタル信号に変換するプロセスのことです。
A/D変換はデジタル・ディレイ・ペダルで使用され、極端なディレイ・タイムの精度を必要とするプレイヤーに適しています。ギターのアナログ信号をデジタル信号に変換して処理し、D/A変換でアナログ信号に戻してアンプから出力します。例えば、デジタル・ディレイ・ペダルはA/D変換を使用してディレイ・タイムを操作し、デジタルでリピートするため、アナログよりもはるかに長いディレイ・タイムを実現することができます。
アナログ・ディレイ・ペダルは、ギター信号をアナログのまま直接処理し、音を出力します。トランジスター、コンデンサー、レジスターを使用してエフェクトを生成するため、ディレイに微妙なニュアンスを生み出すのが特徴です。デジタル・ディレイ・ペダルは、ギターのアナログ信号をデジタル・フォーマットに変換し、ディレイを正確に繰り返します。
ANALOG DELAY(アナログ・ディレイ)
ATTACK(アタック)
ギターの信号が最初にペダルで処理されてから、アンプを通るまでの過程、つまり音の立ち上がりのことをアタックと呼びます。アタックが弱ければ最初のリピートは緩やかになり、アタックが多ければ即座にリピートされます。厳密に言うと、音波や演奏される音符の最初の部分がアタックです。
ディレイ・ペダルの場合、アタック・ノブはディレイ・エフェクトとギターの相互作用に影響します。アタックを緩やかにすれば、アンビエントのように幽玄なディレイ・エフェクトを生成できます。一方で、アタックを強くすると音はより速く跳ね返り、最初に弾いた音より音量が大きくなることもあります。
BBD (バケット・ブリッジ・デバイス)
アナログ・ディレイで使用される回路をBBD(BUCKET BRIGADE DEVICE)と呼び、チップがギターの信号を伝送する仕組みになっています。音が1つのチップを離れると別のチップに送られ、通過する度に少しずつ音が劣化し、丸みを帯びたサウンドを生成します。
アナログ・ディレイ・ペダルに搭載されるBBDは、温かみのあるビンテージ風のディレイを鳴らし、コンデンサー、抵抗、トランジスターのチェーンに沿って信号を送ります。この名称はバケツに入った水を受け渡すバケツリレーに由来しており、ディレイをかける度に音量が弱くなり音質が劣化していく様子は、まさにバケツから溢れる水を連想させます。BBD回路を使用したアナログ・ディレイ・ペダルは、ギタリストにも人気のアイテムです。
BUFFERED BYPASS(バッファード・バイパス)
バッファード・バイパスは、長いケーブルを使用しても信号の再現性を維持するタイプのバイパスです。
バッファー付きペダルは音色を強化し、ボード上のペダルのチェーンを通してその効果を押し上げます。ここでは5m以上のギター・ケーブルやパッチ・リードを混在させて使用する場合に信号の質を保つことができるため、非常に便利な機能です。さらにバッファー付きペダルなら、ペダルのオン/オフに関わらず、音色の再現性を保ちます。
ディレイ・ペダルのバッファード・バイパスは特に便利です。プレイヤーはディレイ・ペダルが常に強力な信号を出力できるように音色を維持する必要がありますが、大きなペダルボードでケーブルが多いほど、バッファード・バイパスが音色の維持をサポートします。
DELAY(ディレイ)
ディレイは入力された信号を一定時間後に繰り返し、エコーのような効果を生成するエフェクトです。音が鳴ると、少し遅れて同じ音が繰り返されます。
ギタリストのペダルボードや音楽制作において、ディレイは馴染み深いツールです。ディレイを使うことで、空間や奥行きを感じさせたり、演奏の隙間を埋めたり、特定のセクションを繰り返すことができ、曲を盛り上げる楽器として活用することもできます。
DIGITAL(デジタル)
DIGITAL DELAY(デジタル・ディレイ)
デジタル・ディレイとは、デジタル処理によって正確で忠実度の高いリピートを実現するディレイ・タイプのことで、リピートによる劣化を防ぎます。
BOSS DD-3TやDD-200のようなデジタル・ディレイ・ペダルは、ディレイ・タイムとリピートを正確に操作でき、プレイヤーがその効果を望まない限り、ディレイ・タイムは劣化しません。オリジナルの信号を忠実に再現できるため、特定の時間に同じ信号を必要とするような、鮮明でクリアなディレイ・エフェクトを作るのに理想的です。またMIDIの設定での使用にも効果的で、正確にタイミングを合わせたディレイをトリガーすることができ、その効果は決して衰えることはありません。
DOTTED-EIGHTH NOTE(付点8分音符)
付点8分音符ディレイは、1カウントの3/4に相当するリズム値です。シンコペーションやダンシング、ギャロッピング といったディレイ・エフェクトを作り出す際に使われる設定です。この方法は音の隙間を埋める時に理想的で、The Edgeの特徴的な音色です。
付点8分音符ディレイは、おそらくディレイ・ペダルで最も人気な設定で、リズミカルな “U2スタイル”のディレイ・エフェクトを作るためによく使われます。例えば、単なる背景やアンビエンスではなく、重要なパートにリズミカルな要素を加えるために付点8分音符ディレイを使うことがあります。デジタル・ディレイ・ペダルの中には、付点8分音符ディレイの設定が内蔵されているものもありますが、アナログ・ペダルの場合は手動で設定する必要があります。付点の設定できるDM-101は例外的な存在です。
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DRAW(ドロー)
エフェクターのドローやカレント・ドロー(Current Draw)とはペダルが必要とする消費電力量を意味しており、ミリアンペア(mA)で測定します。
電源供給について考えるとき、ディレイ・ペダルの消費電流を確認することはとても大切です。ほとんどのBOSSコンパクト・ペダルは、DC9VのACアダプターで動作し、消費電流は100mA以下となります。標準的なパワーサプライで通常は問題ありません。しかし、DD-200やDM-101のようなペダルは、それぞれ225mAと260mAの電流を消費します。こうしたペダルには、高い消費電流を補うためのACアダプターが付属しています。ペダルが正しく動作するよう、必要な電圧と電流を供給できる電源であるかを確認するようにしてください。
ECHO(エコー)
エコーはディレイ・エフェクトの別称で、洞窟や井戸のような広くて開放的な空間の自然な反響を模倣したディレイを表現する場合によく使われます。また、通常のディレイよりも早く音量と信号の質が低下します。
エコーは古典的なディレイ・エフェクトで、アナログやデジタル・ディレイよりも有機的で、空間や奥行きの感覚を作り出したい時によく使用されます。RE-202スペース・エコーがDM-2WやDDディレイ・ペダルと大きく異なるのはこのためです。この種のペダルは磁気テープが時間とともに劣化するテープ・エコー・ディレイの音を模倣しています。そのため、ギターの音色に湿ったアンビエンスの効果を加えることができます。
EFFECT LEVEL(エフェクト・レベル)
エフェクト・レベルはディレイ・ペダルのコントロールで、ディレイ信号の音量とエフェクトの音量を決定します。上げるとディレイの音が大きく聞こえ、下げるとディレイは背景的な音像になります。
ディレイ・ペダルのエフェクト・レベル・コントロールは、ギターでディレイ信号の音量を増減させることができます。例えば、ギターと同じ音量になるようにディレイ・レベルのバランスをとったり、エフェクト・レベルを上げて、ギターの信号よりも大きくし、より顕著なディレイ効果を得ることもできます。
FEEDBACK(フィードバック)
フィードバックはディレイ・ペダルのコントロール・ノブで、リピートの回数を決定します。DM-2WやDM-101などのペダルでは、INTENSITYノブとも呼ばれます。
ディレイ・ペダルのフィードバック・コントロールにより、ギタリストはリピート回数を増減できます。例えば、フィードバックを上げるとリピートの回数が増え、音の壁が連続しているようになります。
GATE(ゲート)
ゲートとは、いくつかのディレイ・ペダルに搭載されている機能で、入力信号が一定レベル以下になるとディレイ効果をミュートするものです。例えば、ギタリストがハードなプレイをした時のみディレイが作動し、ソフトなダイナミクスでは作動しないようにすることができます。
DD-200のように、ゲート機能を搭載したディレイ・ペダルがあります。この機能は、スライサーのようなパターン・エフェクトやダッキング・エフェクト(ディレイが入力音の応じてオン/オフするエフェクト)といった、リズミカルなディレイ・エフェクトを作り出すことができます。デジタル・ディレイのゲートを使って、3拍目と8拍目ごとに繰り返すロック・ソングのカクついたディレイ・エフェクトが良い例でしょう。また、演奏音量があるスレッショルドに達するとディレイがトリガーされるようにゲートを設定することも可能です。
HOLD FUNCTION(ホールド機能)
ホールド機能により、ディレイ・エフェクトを無限に持続させ、ループ効果を作り出すことができます。信号の断片をキャプチャし、それを永久的に繰り返します。
ディレイ・ペダルのホールド機能は、特定のリフに対してループ効果を作り出します。例えば、DD-200では特定の部分をホールドし、ペダルでそれを繰り返すことで、リズムの背景を作ることができます。また、特定の音を無限にホールドすることもできます。次の動画でBOSS DD-3デジタル・ディレイのホールド・モードを見てみましょう。
INTENSITY(インテンシティ)
インテンシティはフィードバックと同じで、ディレイのリピート回数を決定します。DM-101やDM-2Wなどのペダルは、フィードバックの代わりにインテンシティという言葉を使用しています。
DM-2WやDM-101といったディレイ・ペダルのインテンシティ・コントロールでは、ペダルのリピート数を操作します。ギタリストは、単数または複数の繰り返しに設定したり、ペダルを自己発振させるように設定することができます。
MIDI (Musical Instrument Digital Interface)
MIDIは、音楽情報をデジタルで通信するためのプロトコルです。
MIDIは、ペダルと他のMIDI機器をディレイ・ペダルのコンテクストで通信させるプロトコルです。モジュレーション、キーボード、バッキング・トラックなど、他の機器とディレイ・タイムを同期させるためによく使用されます。
サウンド・エンジニアやDAWはMIDI対応のディレイ・ペダルをリモート・コントロールすることができ、必要な時にディレイ・パラメーターを正確に操作できます。例えば、ライブ・パフォーマンス中にプリセットのディレイ設定を切り替えたり、バッキング・トラックに特化した正確なディレイ・タイムをトリガーするためにMIDIを使用することも可能です。
MODE(モード)
ディレイ・ペダルのモードとは、ディレイ・エフェクトのキャラクターやスタイルを変更するための設定やノブのことです。リバース、エコー、標準的なビンテージ・ディレイなどが挙げられます。
例えば、DM-101ディレイ・ペダルやDD-200には様々なモードがあります。DM-101には、Vintage、Reflect、Dual Modなど12のアナログ・モードを搭載。DD-200には、Tape、Tera Echo、Reverseなど、12種類のデジタル/アナログ・ディレイ・モードがあります。
PATTERN DELAY(パターン・ディレイ)
パターンディレイエフェクトでは ディレイのリニアなオン/オフだけでなく、特定のリズム・パターンに従ったリピートが可能です。
パターン・ディレイは、ギター・ラインの一部をリピートするだけでなく、パート演奏にリズムの要素を加えることができます。その代わり、音に動きやシンコペーション、予測不可能なディレイが加わります。例えば、ソロの複雑なリズムの背景を作るためにパターン・ディレイを使ったり、16本のディレイ・ラインでリズミカルな音を作るためにDD-200を使用できます。
REPEAT RATE(リピート・レート)
ディレイ・ペダルのリバース・ディレイは、リピートが逆方向に再生されるディレイ・エフェクトです。
ディレイ・ペダルのリピート・レート・コントロールを低く設定すると、長く間隔を空けたリピートを作成できます。対照的に、リピート・レートを速くすると、カントリーやロカビリーのミュージシャンが好むスラップバック・ディレイ効果が得られます。
Reverse(リバース)
ディレイ・ペダルのリピート レートは、ディレイ・タイム・コントロールの別名で、リピート間の時間の長さを決定します。リピート レートを下げると、リピートは瞬時に始まり、上げるとリピートに時間がかかります。
ディレイ・ペダルのリピート・レート・コントロールを低く設定すると、長く間隔を空けたリピートを作成できます。対照的に、リピート・レートを速くすると、カントリーやロカビリーのミュージシャンが好むスラップバック・ディレイ効果が得られます。
SAMPLE(サンプル)
ディレイ・ペダルでいうサンプルとは、ペダルによって録音または保存され、再生され、繰り返される短い音の断片のことを指します。
DD-200やDD-3Tのように、短い音の断片をサンプリングし、ループとして再生できるディレイ・ペダルがあります。これらのユニットはサンプルを保持し、ギタリストはその上に重ねて演奏できます。
SATURATION(サチュレーション)
ディレイ・ペダルにおけるサチュレーションとは、オリジナルのRoland Space Echoに見られる、磁気テープの磁気飽和が生み出す温かみがあって、わずかに歪んだサウンドのことです。
サチュレーションは、ディレイ・エフェクトに温かみのある歪みを加え、ビンテージ・テープ・ディレイ・マシンのような音にすることができます。RE-202には、この歪みを加えるサチュレーションの量を調整するコントロールも別に用意されています。
Space Echoのサウンドと、その使い方
長い歴史を持つRoland Space Echo。その中でも伝説的なモデルであるRE-201のサウンドを生み出す要因を解説します。
SHIMMER(シマー)
シマーは、入力信号のピッチシフトされたコピーをリピートに加え、明るく幽玄なエフェクトを生成します。シマーはDD-200に搭載されており、RV-6の中心的な機能です。
SIGNAL(シグナル)
シグナルとは、ディレイ・ペダルが処理するギター音の電気的な表現です。プレーヤーがディレイ・ペダルに送り込む音の信号、通常はギターの音自体を指します。
STEREO(ステレオ)
ディレイにおけるステレオとは、一般的に左右2チャンネルのオーディオを意味しています。ディレイ・ペダルでよく使われており、ヘッドフォンで聴くような広がりのあるサウンドを作り出したり、ステレオ出力を2台のアンプに接続したりする際に使用されます。
2台の別々のアンプにステレオ出力を使用し、それぞれのアンプから交互にディレイ・リピートを再生させることで、より臨場感のあるディレイ・エフェクトを作り出すことができます。この方法はステージを横切るピンポン・エフェクトのようなものです。
BOSS DM-101やDD-200のようなステレオ・ディレイ・ペダルは、アンプやDAWなどの左右のチャンネルに異なるディレイ・タイムやパターンを送ることで、ワイドで広がりのあるサウンドを生成します。再生時には、ヘッドフォンで左右それぞれのディレイを聴くことができます。
TAP TEMPO(タップ・テンポ)
ビートに合わせてディレイ・ペダルのボタンやフットスイッチをタップすることで、ディレイ・タイムを設定できる機能です。
DD-3Tに搭載されているタップ・テンポの利点は、ディレイ・タイムを曲のテンポに同期させたり、付点8分のディレイのためにオフビートのタップ・テンポを作成したりできることです。ライブでは、曲のテンポに合わせてディレイ・タイムを素早く調整するためにタップ・テンポ機能を使うことができます。
TAPE(テープ)
テープはRoland Space Echoのようなビンテージ・テープ・エコー機材の音を模倣したり再現するディレイ・エフェクトです。
テープ・ディレイはより温かみのあるヴィンテージ・サウンドを生成し、音の劣化と質の高いモジュレーションを加えます。微妙なクセのある明るくクリーンな音色、圧縮された音や波形のピークを押しつぶすことで発生する倍音を加えた暗く濁ったものなど、様々なスタイルに音を変化させることが可能です。バンドで使用すれば、テープ・ディレイ・マシンを使って、より温かく、より湿った暗いエコー・サウンドを鳴らすことができます。
TIME(タイム)
Time(タイム)は、ディレイ・ペダルのコントロール・ノブで、リピート間の時間の長さを設定します。ペダルのリピート・レートやレートとも呼ばれます。
TRUE BYPASS(トゥルー・バイパス)
トゥルー・バイパスは、ペダルがオフの状態でも信号が影響を受けずにペダルを通過します。信号に何も加えず、品質を回復したり高めたりすることはありません。
トゥルー・バイパスは多くのディレイ・ペダルに搭載されている機能ですが、BOSSでは信号の明瞭度と強度を高めるため、常にバッファード・バイパスを採用しています。ヴィンテージ・ファズ・ペダルの自然な音質劣化を求めるなら、その両方を切り替えられるペダルをチェックしてみましょう。
TWIST(ツイスト)
VINTAGE DELAY(ビンテージ・ディレイ)
ビンテージ・ディレイは、バケット・ブリゲード・ディレイやビンテージ・テープ・エコー・マシンのように、オールドスクールなアナログ・ディレイ・ユニットの音を再現します。
ビンテージ・ディレイは温かくクセがあり、徐々に音色が劣化していきます。DM-101 Vintageは1981年に登場したアイコニックなDM-2ディレイ・ペダルに影響を受けた、レトロなアナログ・ディレイ・サウンドに仕上がっています。プレイヤーは三角波やサイン波といったモジュレーションの動作を調整できます。
WARP(ワープ)
ディレイ・ペダルのワープは、フィードバックのレベルを上げ、ディレイ・レートを上げる効果があります。
ワープの音はメカニカル・テープ・エコーのモーターを加速させ、ピッチを螺旋状に上昇させるような音色です。RE-202、RE-2ディレイ・ペダル、DD-200ディレイに搭載されています。ツイストとは異なり、ワープではピッチが螺旋状に上がります。
WOW & FLUTTER(ワウ&フラッター)
ワウ&フラッターは、磁気テープが劣化し始めたアナログ・テープ・ディレイ・マシンに見られるピッチ変調のことを指します。
このような小さなピッチ変調が、テープ・ディレイに個性と温かみを与え、ニュアンスを持った憧れの音色を生成します。ワウは低周波の変調で、テープ・マシンのゴム・ローラーの型崩れなどが関係しています。フラッターは、他の機械的な不完全性に起因する、より速く、より規則的でない変調タイプです。
原則として、機械が古くなり磁気テープを使用するにつれて、ワウ&フラッターは目立つようになります。このような欠点が、テープ・ディレイの音楽的なサウンドと本来のクオリティを実現させています。ワウ&フラッター付きテープ・ディレイは、ユニークで再現不可能なキャラクターで、リッチであったり温かみのある種類のディレイを作り出します。