WAZA-AIRは、ギターの練習をヘッドホン環境においても充実させてくれる、新しいコンセプトのパーソナル・アンプです。2020年に開催された『Winter NAMM Show』では、試奏の列が絶えないほどの人気を博し、同時に待望の“Best In Show賞”も受賞しました。
あらゆる練習環境に対応するサウンドとフィーリング
この特別なヘッドホンは、BOSSのアンプ、エフェクト、チューナー、ワイヤレス・テクノロジーのすべてを兼ね備えていますが、その中でも最も注目すべき機能は立体音響テクノロジーです。
ヘッドホンというパーソナルな環境においても、まるで目の前でアンプを鳴らしているかのような立体的なサウンドとフィーリングを体感できます。マンションの隣人や、隣の部屋で寝ている子供にも遠慮せずに、WAZA-AIRを使えば演奏したい時に最高のサウンドでギター・プレイを存分に楽しむことができるでしょう。
なぜこれほどまでに“空間的”なのか
ヘッドホンでギターを練習する時は、必要に迫られている場合がほとんどで、理想的な練習環境とは言えません。ヘッドホンでの練習は、一般的に非常にダイレクトでドライなサウンドになり、部屋に置かれたアンプの前で弾く感覚には到底及ばないのです。
WAZA-AIRに採用された立体音響テクノロジーは、部屋鳴りや臨場感を再現することを目的としています。アンプを“仮想の部屋”に配置することで、残響音や反射音が再現されるよう設計されており、その完成度の高さはまるで脳が実際の部屋でアンプを鳴らしていると錯覚するほど。WAZA-AIRは、これまでのヘッドホンでは得られなかったリアルかつ刺激的な演奏体験をもたらします。
3つの音場から選べる演奏環境
WAZA-AIRには「サラウンド」「スタティック」「ステージ」の3つのモードが搭載されています。
「サラウンド・モード」は、頭をどの方向に動かしても自分の正面にアンプが配置されます。
「スタティック・モード」はヘッドホンに組み込まれているジャイロ・センサーが連動。特定の場所にアンプを配置し、右に頭を向ければ左耳から音が聴こえて、反対を向くと右耳から音が聴こえます。まるで、実際にその場にアンプが置いてあるかのような音場を味わうことができます。
「ステージ・モード」では、ライブ・ステージで演奏しているかのようにアンプのサウンドが真後ろに配置されます。バッキング・トラックに合わせて弾けば、まるでバンドと一緒に演奏しているかのような感覚に。頭を右に向けると、右肩越しに自分のギターとバンド演奏が聴こえてきます。
その機能の中身は何?
内蔵されているアンプとエフェクトは、高い評価を得ているKATANAアンプのアルゴリズムを使用しています。5つのクラシックなアンプ・タイプに加え、膨大な数のエフェクトを用意。オーバードライブからモデュレーション、ディレイまで豊富に取り揃えており、さらにそれらのエフェクトを3つ同時に使うことも可能です。
空間サウンド・モード(スタティック、サラウンド、ステージ)の調整も可能で、ステージとスタジオを切り替えたり、“部屋鳴り感”のレベルを調節することもできます。
WAZA-AIRの専用アプリから操作・編集し、ヘッドホンに6つのプリセットを保存することも可能です。もしKATANA-AIRを使ったことがあるのであれば、非常に馴染みのある操作感でしょう。
WAZA-AIRは、エレキ・ギター以外の楽器も接続できます。標準ジャックを持つあらゆる楽器をサポートし、もちろんアコースティック・ギターやウクレレでの演奏もお楽しみいただけます。
真のワイヤレス
現時点で没入感のあるプレイを妨げるものはヘッドホンから垂れ下がる“ケーブルのもつれ”だけです。しかし、WAZA-AIRはそれさえも許しません。楽器用のシールド・ケーブルも、PC編集用のUSBケーブルも、バッキング・トラックを流すためにスマートフォンと接続したAUXケーブルも、すべて不要なのです。
Bluetoothでスマートフォンから音楽を聴くことも可能です。アプリでの編集も同様にBluetoothで行えます。“バーチャル・ギター・ケーブル”には、BOSSのWLシリーズが誇るワイヤレス・テクノロジーを採用。2.3msという、クラス最高レベルの超低レイテンシーを実現しています。
あなたにとって価値のある相棒
もしも、最も静かな練習環境、最高のヘッドフォン・アンプ体験をお探しであれば、ぜひWAZA-AIRをお試しあれ。
Bluetoothヘッドホン、ギター・ワイヤレス、ギター・アンプ、エフェクター、AUXケーブル、楽器用のシールド・ケーブルを購入し、それらの環境を整えるためにどれほどの時間と労力がかかるでしょう。
さあ、WAZA-AIRであなただけの世界を創造してみてください。