BOSSとビートボックスの関係は相乗的なものであり、その絆は時を経てさらに深まっています。ループ・ステーションはビートボクサーたちに愛され、とりわけBOSS RC-505 Loop Stationは世界中のビートボクサーにとって“業界標準”となっています。ビートボックス専用メディア Swissbeatboxは、世界屈指のビートボクサーたちのビデオを紹介し、そのムーブメントを発信・牽引し続けています。『SBX KICKBACK BATTLE』に参加するためには、BOSSのループ・ステーションを使用することが条件です。次世代のループ・パフォーマンスを可能とする BOSS RC-505mkIIには、これまでの伝説的なルーパーにパワフルな新機能を搭載しています。
Sinjoがビートボックスの基本設定を解説
SBXのサウンド担当を務めるSinjoが、DAWとの接続、入力エフェクト、ファンタム電源、レベル調整など、RC-505mkIIの基本的なオーディオ・スペックとセットアップを解説。「ソロ・ビートボックスに最適な基本サウンド」を実現するためのノウハウに迫ります。
プリアンプとしての活用法
この解説動画では、ニューヨークを拠点に活動するビートボックス・グループ“The Beatbox House”のメンバーであるGene Shinozakiが、エレキ・ギターを用いてRC-505mkIIをプリアンプとして活用する方法を提案。アンプ/スピーカー/マイク・タイプを含む12のパラメータについて説明しています。
Saroが称賛するエフェクト“TRANSPOSE”
フランス生まれのビートボクサー“Saro”が、RC-505mkIIに搭載されたエフェクト、TRANSPOSEの使い方を紹介。このエフェクトは、彼がルーパーを駆使して制作した楽曲「Walk」の重要な要素を担っており、リアルタイムでその制作過程を紐解いていきます。「非常に多くの異なるメロディを作成することができる」と、SaroもTRANSPOSEの無限の可能性について賞賛しています。
VOCODERエフェクトとInkie
ロシア出身のビートボクサー“Inkie”が、ドライ・サウンドに異なるタイプの波形を適用するパワフルなエフェクト、VOCODERを紹介。その基本的な使い方と、MIDIコントローラーと組み合わせてポテンシャルを最大限に発揮する方法を説明します。
OSC BOTとRythmind
アメリカの電子音楽制作&DJスクールの『Dubspot』で講師も務めるRythmindがユニークなエフェクト、OSC BOTの基本操作を伝授。彼はこのエフェクトを「ボーカル信号を受信して、オシレーターをトリガーする一種のシンセサイザー」と解説。人間の声から、ユニークなシンセのようなトーンを生み出すことができます。
自由にレイヤーを行き来してデバイスをコントロール
RC-505mk2はコントロールが複数の階層にレイヤーされている、奥の深い楽器です。Inkieがコントロール・パネルのレイヤーを駆使し、トラックとFXボタンの入力を適切に割り当て、デバイスをより自由にコントロールする方法を紹介します。
Gene ShinozakiとHARMONIZER
このチュートリアルでは、Gene Shinozakiがお気に入りのエフェクトであるHARMONIZERの世界を探求します。6つのパラメータを使いこなし、壮麗かつ豊かなハーモニーを作り出します。
ビートボックスとその先にあるもの
ビートボックスと同様、RC-505mkIIは新たな表現方法を可能にする計り知れない潜在能力を秘めたモデルです。Inkie, Rythmind, Saro やGene Shinozakiといった世界屈指のビートボクサーたちが、ユニークなサウンドをどのように生み出しているのか。RC-505mkIIがビートボックスの可能性をどのように押し広げているのか。是非その秘密を探ってみましょう。