BOSSとビートボックスの関係は相乗的なものであり、その絆は時を経てさらに深まっています。ループ・ステーションは世界中のビートボクサーたちに愛され、とりわけBOSS RC-505 Loop Stationは彼らにとって“業界標準”となっています。スイス発の世界最大のビートボックス専用メディア Swissbeatboxは、世界屈指のビートボクサーたちのビデオを紹介し、そのムーブメントを発信・牽引し続けています。今回は、ビートボクサーのRythmindが RC-505mkIIを使用して「Back to the Underground」を制作する様子をご紹介します。
挑戦的なビート
RythmindことLoïc Barcourtは、フランス・サン=ラファエル生まれのビートボクサーでありルーパーです。フランスの南西部に位置するトゥールーズを拠点とするビートボックス・クルー“Berywam”のメンバーとして高い評価を受けています。ダイナミックなライブで存在感を放つRythmindのライブは、彼のステージに取り組む姿勢と高い精度なしでは語れません。良質なビートを量産してきたRythmindは戦い続け、ポーランドのワルシャワで開催された『Grand Beatbox Battle 2019』のLoop Station部門で1位に輝くなど、権威ある大会で勝利を収めている。
"Rythmindのダイナミックなライブは、ステージに取り組む姿勢と高い精度なしでは語れない"
アンダー・グラウンドへ
パーカッシブなリズムとシンセのシンコペーションで構成された「Back to the Underground」は、まさに制作者である“Rythmind”に相応しい中毒性の高いビートで、3分58秒間、リスナーをダークなサウンドの世界へと誘います。グラフィティで埋め尽くされたアンダーワールドなセットは、ノワール的な雰囲気を醸し出しています。チュートリアルビデオでは、POWER DRIVEを使ってメロディをパワフルに聴かせる方法と、巨大なドロップを設定する方法を解説しています。
"ダークなサウンドの世界へと誘うRythmind。グラフィティで埋め尽くされたセットは、ノワール的な雰囲気を醸し出している"
グローバルに活躍するビートボックス・ファミリー
『Swissbeatbox』のクルーであるRythmindは、世界的に活躍するエリート・ビートボクサーの一人に数えられます。このコミュニティには才能豊かなビートボクサーたちが集い、彼らは自分たちのスキルを惜しげもなくシェアしています。Saronの”Walk”やInkieの”Switcher”を作成するためのチュートリアルも必見です。RC-505mkIIが持つパワフルな機能性と可能性を、ぜひ Swissbeatboxで探求してみましょう。